テーマ:クリエイティブの集積地”京北”
京都の未来を拓く次世代産業人材活躍プロジェクト×京都職人工房連携企画
今回は、京都の市街地からは少し離れた京都市右京区の京北で起こりつつある、先進的な取り組みをご紹介いたします。
特に様々な局面での変化を求められる状況下においてなお、ものづくりや手仕事を「これから」に繋げていくような試みに迫ります。ぜひご参加ください。
ゲストの松山幸子さんからは、多様な取り組みの中から特に現在進行中の「工藝の森」プロジェクトを中心に、
ものづくりの源流域としての京北の在り方についてお話いただきます。
続いて、長年京北の山際に工房を構え、独自の技術である「立体組子」を使った様々な内装や装飾を
全国各地で手がけてきた、株式会社村山木工の代表・村山伸一さんより、これまでの取り組み事例や若手の育成など、
手仕事を持続していくための姿勢についてお伺いいたします。
工芸や手仕事を含む幅広いクリエイティブの集積地としての「京北」。
そんな新しい姿を浮かび上がらせながら、京北のこれからの展望を新鮮な角度からお伝えします。
日時
2020年10月20日(火)18:30~20:00(18:00より会場受付開始)
場所
京都伝統産業ミュージアム(京都市勧業館みやこめっせ 地下1階)およびオンライン配信
定員
会場参加 約20名(先着順)
その他はオンライン参加となります
参加費
無料
申込みフォーム
https://forms.gle/k9jzSU5kcArZm3YVA(会場参加およびオンライン参加)
https://www.facebook.com/events/685809401905612/
ゲストスピーカー
松山 幸子 氏(一般社団法人パースペクティブ 共同代表)
根底にあるのは、人と自然のサステナブルな関わり方や、自己よりもっと大きなもののいとなみの象徴でもある、
「工藝」へのまなざし。工藝は日本の社会、価値観、意識を映し出す「鏡」であると位置づけ、教育プログムやツアーを企画してきた。
大量生産で生まれた均質なサステナブルな天然素材「漆」を中心に、工業製品の溢れる社会的背景の中で、
モノづくりへの親近感や、自然との関係性の中に身を置くことのできる感性が失われてきていることに危機感を感じ、
2019年6月、パースペクティブを設立。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を
中心に、「うえる」「つくる」「つかう」がつながるモノづくりの循環、「工藝の森」を提唱。
村山 伸一 氏(株式会社村山木工 代表)
1963年、京都市生まれ。1985年、父である村山進を師に木工芸の道に入る。その後技術を磨き、
1992年には伊勢神宮第61回式年遷宮 御神宝(御太刀揃)を製作。1996年に京都京北町に工房を構え独立。
2010年には熱田神宮 楊筥を製作し、2012年伊勢神宮 第62回式年遷宮 御神宝(つみ、わく、おかけ、脇息、等)を
製作。2017年に株式会社村山木工を設立。近年ではホテルや店舗の内装も多く手掛けている。
主催
京都府、公益財団法人京都産業21、京都の未来を拓く次世代産業人材活躍プロジェクト推進協議会、京都リサーチパーク株式会社
共催
有限会社セメントプロデュースデザイン、京都伝統産業ミュージアム
お問い合わせ
京都リサーチパーク株式会社
地域開発部 新文化産業就業支援事業費補助金 事務局:野口・野田
Email:dsn-info@krp.co.jp