
就活塾はやばい?
洗脳されてる人が通う塾なんですか?
「就活塾はやばい」「詐欺」「洗脳されてる学生が多い」「悪徳な高額ビジネス」と言われることが多いです。
・就活塾は本当にやばいのか?
・悪質な就活塾を見極める方法は?
・やばい就活塾に捕まってしまった時の対処法は?
といった疑問や悩みをお持ちのことでしょう。
そこで、やばい就活塾に共通する10個の特徴、悪質な就活塾の見極め方を徹底的に解説します。

やばい就活塾の特徴、5つの見極め方を実例を交えて紹介します
緊急時の対応方法も解説しています
目次
就活塾がやばいと言われる理由を暴露
ニュースやSNSで「就活塾でトラブルに巻き込まれた」という被害の声があり、就活塾はやばいと思われています。
実際、東京都による業務停止命令や、国民生活センターへの相談件数が増えています。
そのため、悪質な就活塾と優良塾を見極めなければいけません。

就活を本気で考えて運営されている就活塾が大半ですが、中には「やばい就活塾」も存在します
多くの就活塾は優良でまとも
まず多くの就活塾は、「まとも」です。
就活塾の中でも大手とされる、ホワイトアカデミーや、Abuild就活、我究館などは、内定実績や卒業生の体験談を公開しており信頼できます。

ホワイトアカデミーの内定実績企業
・NTTエレクトロニクス(通信)
・オービック(IT)
・大塚商会(IT)
・富士通Japan(IT)
・EYストラテジー・アンド・コンサルティング(コンサルティング)
・レイヤーズコンサルティング(コンサルティング)
・伊藤忠丸紅鉄鋼(専門商社)
・日本生命保険(保険)
・三菱UFJ信託銀行(銀行)
・SMBC日興証券(証券)
・みずほ証券(証券)
・野村証券(証券)
・セイコーエプソン(電機メーカー)
・日野自動車(自動車)
・中部電力(電気)
・大和ハウス工業(住宅)
・野村不動産(住宅)
・電通デジタル(広告)
などなど
就活生なら誰もが羨む「大手企業」「難関企業」「外資系企業」への内定実績があります。
人生で1回切りの新卒カードに対して、何十万円のお金を自己投資して、最高の社会人生活をスタートさせた人が多いです。
また、Abuild就活のように、卒業生が就活塾運営者との記念写真を公開している塾もあり、情報との透明性やリアリティが分かります。


就活塾で満足のいく就活に成功した人も多いみたいですね
ホワイトアカデミーやAbuild就活のような優良塾を使うメリットはたくさんあります。
就活塾のメリット
・就活エージェントと違い求人企業との繋がりがない
・「あなたの就活の悩み」に個別サポートしてくれる
・人生のキャリアプランをもとに就活ができる
悪質な詐欺被害を出したやばい就活塾が実在する
しかし、悪質な詐欺被害を出した就活塾が存在するのも事実です。
2000年以前から運営している老舗の就活塾がある一方、2010年頃のリーマンショックによる不景気を機に、一気に就活塾の数が増えました。
そして、悪質な詐欺被害を複数出していったのです。

・強引でしつこい勧誘
・学生ローンの強要
・宗教のような組織運営
といった内容の記事を見たことがあります
記事後半で、実際に起きた洗脳・やばい就活塾の被害に遭った事例を詳しく解説していきます。
就活塾の料金は高すぎる?料金相場と費用対効果の考え方
画像
就活塾最大の懸念点は「料金の高さ」です。
2010年頃の就活塾は、就活ノウハウを体系的にまとめた講義と個別サポートが中心でしたが、2020年以降は完全個別でマンツーマン指導を行う就活塾が増えてきました。
現在の就活市場は、「内定率」がほぼ100%近くですが、「120%以上満足できる会社に入りたい」という就活生の希望が強くなっています。
就活生一人ひとりに個別でカスタマイズされた指導内容を提供するために、個別サポートを重視する就活塾が増えています。

時代の変化と共に、就活塾の中身や料金はどんどん変わっています
ここからは、最新の就活塾料金の相場や、費用対効果に対する考察を深めていきます。
料金相場は約30万〜60万円
一般的に就活塾のプランは、3つあります。
① コース制:約30万〜60万円
② 月額制:約3万〜5万円
③ 単体講座:数千円〜2万円程度
月額制や単体講座は、短期で限定的なサポートしかないため、そこまで多くの人が利用している訳ではありません。
近年最も増えているのは①の「コース制就活塾」です。
コース制就活塾も色々な種類があります。
コース制就活塾の種類
・短期集中型
・卒業までフルサポート型
・難関、外資系企業特化型
・就職浪人、中退者向け
・外国人留学生向け
など
コース制の就活塾の料金相場は、約30万〜60万円で推移しています。
公式サイトに明確な料金を記載している就活塾は少なく、学生一人一人の状況やニーズに合わせて、個別プランをカスタマイズして提案されています。
「料金非公開」という就活塾も多いですが、内定者体験談や卒業生へのインタビュー調査の結果、約30万〜60万円程度が平均的な料金でした。

大手で支援実績の多い就活塾の料金相場を確認しましょう
| 最下限 | 最高額 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 我究館 | 219,780円 | 550,000円 | ベーシックプランは約28万円 |
| キャリアアカデミー | 382,800円 | – (料金一律のためなし) | – |
| 内定ラボ | 195,800円 | – (料金一律のためなし) | 20万円以下の料金で一律 |
| Abuild就活 | 非公開 (推計40万円〜) | 非公開 (推計約100万円) | 個別相談会で案内 |
| ホワイトアカデミー | 非公開 (推計40万円〜) | 非公開 (推計180万円〜) | 個別相談会で案内 |
| 内定塾 | 非公開 (推計40万円〜) | 非公開 (推計100万円〜) | 個別相談会で案内 |
※料金は公式サイト記載情報(2025年時点)に基づいており、変動可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
上記のように、大手就活塾の多くは30万円〜60万円を超えるプランを設定しています。
生涯年収で考えると就活塾の費用対効果が高い人も多い
就活塾の料金相場だけを見ると、「高すぎて考えられない!」と思う人もいますが、就活塾の料金は単純な金額よりも「費用対効果」で考える必要があります。
具体例を見ていきましょう。

生涯年収で考えると就活塾の合理性も理解していますが、まだあまり納得できていません…
50万円の就活塾に入塾したと仮定して、生涯年収を比べてみましょう。
Aさん:50万円の就活塾で、大手有名企業に就職
Bさん:地元の中小企業に就職
それぞれの年収推移を見ていきましょう。
Aさん
・初年度:350万円
・3年後:500万円
・5年後:650万円
・10年後:900万円
・20年後:1,100万円
・生涯年収:3.5億円
Bさん
・初年度:350万円
・3年後:400万円
・5年後:450万円
・10年後:550万円
・20年後:650万円
・生涯年収:2.5億円
⬇︎
生涯年収の差は1億円、就活塾の投資は50万円のみ
極端な例と思う人もいるかもしれませんが、私自身、転職エージェントとして人材業界で長く勤務していますが、「年収=業界や企業規模で決まる」と言っても過言ではありません。
Aさんのように年収が右肩上がりに上がる業界で大手企業に在籍していれば、30代後半・40代になれば、1,000万円の大台が見えてきます。
一方で、Bさんのように地元の中小企業に就職した場合、安定性は高いものの年収の上がり幅は大手企業に比べると低いです。
昇級率や賞与(ボーナス)の金額は、大手企業の方が高いです。

大手から中小・ベンチャーへの転職は一般的ですが、逆に、中小ベンチャーから大手企業への転職は難易度が高いです
つまり、ファーストキャリアを決める就職活動でミスれば、一生挽回できない可能性もあります。

就活は人生で1回切り…
その後の人生を決める大きな意思決定ですもんね…
この生涯年収の違いを冷静に考えると、就活塾に支払う50万円の料金は、十分元が取れお釣りが来るレベルです。
内容が薄くてやばい就活塾は費用対効果ゼロ
一方で、「やばい就活塾」の場合、言わずもがな費用対効果はゼロです。
優良塾を見極め就職活動を一緒に並走してもらえれば、生涯年収に大きな差を生み出せますが、悪質でやばい就活塾に捕まってしまうと、あなたの就職活動は、散々な結果になってしまいます。
・悪質な就活塾に払う30万円以上の大金
・やばい就活塾に使った貴重な時間
・やばい就活塾から逃げる肉体的、精神的疲労
考えるだけでも、無駄しかありません。
これから紹介する「やばい就活塾に共通する10個の特徴」や「悪質な就活塾を見極める方法」を深く理解しておきましょう。
悪質・詐欺まがいのやばい就活塾に共通する10個の特徴
続いて、悪質で詐欺まがいの手法で就活生を騙す、「やばい就活塾」の特徴を紹介します。
入塾前・無料体験会・入塾後、に分けて「やばい就活塾」の特徴を解説します。

やや強引ですが、それぞれのフェーズでやばい就活塾の特徴を事例付きで解説します
もし話を聞いている就活塾があれば、当てはまるかを確認しながら見ていきましょう
① 公式サイトが無い、極端に情報が少ない
② 運営会社や講師の経歴が不明、しょぼい
③ 実績が曖昧、卒業生の体験談がない
④ 口コミが少ない、悪評が目立つ
⑤ 極度に不安を煽りしつこく勧誘する
⑥ 即決を迫り親や友人に相談させない
⑦ 就活サービスやキャリアセンターを批判しまくる
⑧ 入塾後に追加で高額な教材を購入させる
⑨ マルチ商法まがいに塾生の勧誘をさせる
⑩ 精神論の指導が多く、塾長を神格化している
それぞれを詳しく見ていきましょう。
① 公式サイトが無い、極端に情報が少ない
悪質・詐欺まがいの「やばい就活塾」は、公式サイトが存在しなかったり、情報が極端に少なかったりします。
もしくは、Webサイトのデザインが古く、情報が抽象的なキャッチコピーばかりで、肝心な料金や実績の掲載がない場合も要注意です。

悪質な行為をしている就活塾は、情報を公にしたくないからです
公開情報が少ない場合、「思っていたのと違う」と感じても、客観的な証拠がなく、泣き寝入りしやすくなります。

口コミ情報がなかったり、料金体系が不透明な就活塾も多いです..
情報が少ない就活塾は避けておいた方がいいんですね
編集部のワンポイント解説
①「Webサイトを作ってない」という就活塾は危険
→制作の手間や費用を理由に作成していないと言うが、公式サイトの無い就活塾はそもそも運営基盤が安定していない可能性が高く、悪質な営業手法に走りがちです
② デザインが極端に古い、開けない場合は危険
→公式サイトのサーバーが契約切れで開けないサイトも多い
→一時期は公式サイトを運営していたが、契約延長手続きをしていない(運営基盤が安定してない)
② 運営会社や講師の経歴が不明、しょぼい
優良な塾は、大手企業出身者や人事経験者など、講師の実績や経歴をセールスポイントとして公開しています。
それに対し、やばい就活塾は、運営会社の情報が法人登記されていない(個人事業主のまま)、あるいは講師が誰なのか顔写真や名前すら不明なケースが多いです。
仮に経歴を公開していても、「元大手企業出身」といった曖昧な肩書きや、短期間で転職を繰り返した、いわゆる「しょぼい」経歴である場合があります。

講師紹介のページに名前しか掲載がなくて、顔写真も経歴も載っていません…
例えば、下記のような表現の場合は注意です。
曖昧な講師紹介の具体例
・大手企業での人事経験
・元管理職
・元人事
など
ちなみに、「自分自身が就活時に〇〇件の内定を獲得していた〜」や「超有名〇〇社の内定獲得〜」という内容をアピールしている講師は、さらに要注意です。
仮に、講師自身が優秀で何十件内定を獲得していても、一般化された内容でなく、第三者に教える能力が欠如している可能性が高いからです。
就活塾での指導は、「一般化された内容を、各就活生に個別最適で分かりやすく指導できること」が求められます。
③ 実績が曖昧、卒業生の体験談がない
就活塾を選ぶ上で最も大事な点は、「内定実績」や「卒業生の体験談」です。
やばい就活塾は、実績の公開方法が以下のようなパターンに当てはまります。
曖昧な実績表現の具体例
・「満足度No.1」や「98%満足」などの根拠が不透明な数字
・「有名企業」といった表現で具体的な企業名を公開してない
・卒業生の体験談の内容が薄い
など
最近は、卒業生の体験談を生成AIで作成することもできますので、本当にリアルな体験談なのか?を確認する必要があります。

内定実績や体験談は、いくらでも盛れるので、内定実績が本当なのか?を判断しなければいけないんですね
④ 口コミが少ない、悪評が目立つ
悪質で詐欺的手法で就活生を勧誘する就活塾には、悪評が目立ったり口コミが皆無の状況だったりします。
例えば、Xで「ハッシュタグ就活塾名」で検索したり、Google mapの会社ページから口コミを確認する方法を試してみましょう。

当メディアでも実施している「口コミの調査方法」をご紹介します!
就活塾の口コミ調査方法
・Googleで「就活塾 口コミ」で調べる
・生成AIに就活塾の口コミを調べてもらう
・Xでハッシュタグ検索を行う
・Google mapの会社ページの口コミを見る
など
生成AIのGeminiに聞いた場合、リアルタイムでの検索が不可のため、口コミ元のURLまでは辿り着けません。
なので、本当に口コミが真実なのか?を調べるには、Xやnote記事、Google map の口コミを調査する方法が、現時点で有力です。
(2025年10月時点、今後、生成AIが発達すれば元口コミURLまで辿り着けるようになるかもしれません)

口コミに、悪評はないですが、やたらと称賛するような口コミが多い場合は…?
特定サイトで褒めちぎったり、称賛されすぎている場合は、「サクラ口コミ」の可能性が高いです。
複数の情報ソースから、口コミの数と質を見極める必要があります。
編集部のワンポイント解説
① 口コミ数が極端に少ない場合
→ 卒業生が少なかったり、満足度が低かったりする
→ 目安としては、10人以上の口コミがある就活塾がベター
② 生成AIに聞いても架空の体験談を提示される可能性がある
→ Geminiに聞いた場合、AIは回答を作ることに専念してしまうため、リアルな口コミまで辿り着けない
→ Xやnote、Google検索での自力リサーチがおすすめ
⑤ 極度に不安を煽りしつこく勧誘する
悪質な就活塾が最も得意とする手口の一つが、就活生の不安な心理状態を悪用することです。
無料面談やセミナーに参加した際に
・今のままでは志望企業に絶対受からない
・あなたの自己分析は全くできていない
・就活だけではなく人生も失敗する
と、人格を否定するレベルの言葉を浴びせます。
学生の自信を失わせ、「自分はヤバい」と感じさせるためのものです。
不安を最大限に煽った後、「この塾に入れば、あなたも確実に成功できる」と、唯一の救いであるかのように誘導し、執拗にしつこく契約を迫ってきます。
特に、学生が「少し考えたい」「お金がない」と断ろうとすると、「今決めないと間に合わない」「親に相談するなんて無駄だ」などと、論点をすり替えて長時間引き留めようとするのが特徴です。

無料セミナーへの参加や、個別面談の招待とか言ってとにかくしつこく勧誘されました…
悪質な就活塾の代表とも言えるのが「しつこい勧誘」です。
Xやニュース記事には、就活塾による勧誘について、タレコミも多いです。
なんか就活界隈って
— 神谷潤@CareerCamp主宰 (@JUN_KAMIYA_1985) March 29, 2021
怪しい情報商材屋とか、怪しい就活塾とかメチャ多いと思うんです
理由はシンプルで
就活生が毎年総入れ替えの素人だから
何も知らない不安がってる素人を、さもプロです!って顔して煽りに行ったら、そりゃ騙せるよねって話
そう言う人が多いってことだよね
ホント悲しい

最近では、巧妙な心理誘導を行い、自分が騙されているか分からないようにやばい就活塾にハマってしまう人もいます
個人的には、就活塾だけをごり押しで勧めてくる人や、高圧的な態度・言動で不安を煽ってくる人は、危険だと言えます。
⑥ 即決を迫り親や友人に相談させない
悪質でやばい就活塾は、冷静な判断をさせないために、無料相談会などで「その場での即決」を強く要求してきます。
即決を促すの発言
・今日中の契約で割引できる
・今決めないと席が埋まる
・今決めないと一生決められない
・就活まで親に相談するの?
・就活は自分で進めるもの
など
「本日限定割引」は、全く問題ないのですが、高額な就活塾を支払い能力の低い学生相手に即決で迫るのは、かなり酷な話です。
優良な就活塾ほど、就活塾の料金支払いは「保護者負担」を推奨しており、学生がアルバイト代や学生ローンを組んで返済する形を推奨していません。

悪質でやばい就活塾ほど、学生自身に料金を支払わせようとしてきます
社会人になる前に、ローンを組むなど論外です
複数の就活塾の無料相談や体験レッスンを受けてから、入塾を決めるのが最も安全です。
⑦ 就活サービスやキャリアセンターを批判しまくる
続いての方法も、就活塾のお得意な手法です。
就活塾と似たような自己分析や就活支援を「無料」で実施している、就活サービスやキャリアセンターを批判しまくって、就活塾にしか希望がないように言ってきます。
例えば、下記のような発言です
・大学のキャリアセンターは古い情報ばかり
・就活エージェントはブラック企業を押し付ける
・あなたが就活エージェント経由で内定受諾すれば100万円
などです。
就活生を取り巻く、就活支援は、言ってしまえば「お金になりやすい」です。
ビジネスモデルの違いを理解するのは大切ですが、就活塾以外を完全否定するような担当者に当たってしまった場合、やばい就活塾の可能性が高いです。

無料で使える就活エージェントを先に使いたいと言ったら、頭ごなしに否定されました…
⑧ 入塾後に追加で高額な教材を購入させる
続いて、入塾後に「やばい就活塾」だと発覚するパターンを解説します。
最初に提示する料金を2万円〜5万円程度にして、入塾後、追加で高額な教材費用を請求するパターンです。
例えば、「この教材が必ず必要」や、「特別なスキルアップセミナーの受講が必須」などと説明され、数十万円する教材や追加講座の購入を強要してきます。
特に悪質なケースでは、その教材や講座が一般的な書店で購入できる内容であったり、インターネットで無料で手に入る情報に色をつけただけの代物であるにもかかわらず、高額な設定になっています。

無知な就活生を相手にして、薄っぺらの電子書籍を掴ませるという方法も確認されています
入塾後に「やばい就活塾だった」と発覚した場合の対処法を、記事後半で詳しく解説しますが、まずは逃げることを優先しましょう。
解約&返金できれば尚良いですが、争うだけ時間の無駄になる可能性が高いからです。
⑨ マルチ商法まがいに塾生の勧誘をさせる
就活塾の体裁を取っていながら、その実態がマルチ商法(連鎖販売取引)と見分けがつかないほど悪質な行為を強要する「やばい塾」も存在します。
例えば、下記のような行為を塾生に強要する例があります。
・友人を就活塾に勧誘する
・後輩を就活塾に勧誘する
・知人を無料セミナーに勧誘させる
・あなたの紹介で誰かが入塾すると報酬が支払われる
など
あなたの人間関係をダシに使い、就活塾への勧誘を進める手法があります。
しかも、「営業の練習だから!」や「困ってる人を助けようよ」などと、都合の良い言葉を吹きかけます。
マルチ商法まがいの行為をしてしまうと、あなたの人間関係もパーになってしまいます。

「就活に役立つ営業スキルを磨くため」と言われましたが、、、マルチ商法ですよね
マルチ商法まがいの営業手法を使っている就活塾に対して、「気持ち悪い」と感じてしまいます。
怪しい営業手法や不安の大きな就活生を騙すような就活塾は、気持ち悪いと思われて当然ですよね。
⑩ 精神論の指導が多く、塾長を神格化している
最後に、やばい就活塾は大抵の場合、塾長が神格化されています。
精神論や根性論、自己啓発を重視しており、内容が薄っぺらいです。
「就活塾=宗教」と言われる理由でもあります。
指導の過程で塾長自身をカリスマ化・神格化する時は、下記のような具体的な発言があります。
・塾長の言うことが絶対
・塾が言うことをやり切れば内定を取れる
・塾長は人生を変えることができる
学生の思考能力を停止させ、批判精神を麻痺させることが目的です。
具体的な指導がないことに疑問を持たず、高額な授業料を払っている事実すら忘れさせ、あたかも宗教のような依存関係を作り上げます。
塾の指導が精神論ばかりだと、当然、何も結果は出ません。
池袋歩いてたら「一生懸命塾」と名乗る就活塾に勧誘されて、アンケート書かされた。調べたら悪質な勧誘で都から是正勧告を受けてるカルト団体らしく、高額な月収請求したり大学生の不安を餌に宗教的な活動に無理矢理参加させたりしてるらしい。確かに話した女性も躁気味で異常だったしな。やれやれだぜ
— 半田大介 (@p903itv2) June 10, 2015
大学近くの通りで宣伝してた就活塾、暇だったからお兄さんとおしゃべりしてたけど、後でネットで調べてみたら宗教団体じゃーんwwww
— あんちゃん (@anna_125) January 7, 2015
人の弱みに付け込んでレッスン代とか言ってお布施払わせるとか卑怯だなおい(^ω^)

やばい就活塾の特徴として「宗教的」であり、まともな就活塾は宗教とは一切関係がありません
以上ここまで、悪質で詐欺的手法を用いる「やばい就活塾」に共通する10個の特徴をまとめました。
① 公式サイトが無い、極端に情報が少ない
② 運営会社や講師の経歴が不明、しょぼい
③ 実績が曖昧、卒業生の体験談がない
④ 口コミが少ない、悪評が目立つ
⑤ 極度に不安を煽りしつこく勧誘する
⑥ 即決を迫り親や友人に相談させない
⑦ 就活サービスやキャリアセンターを批判しまくる
⑧ 入塾後に追加で高額な教材を購入させる
⑨ マルチ商法まがいに塾生の勧誘をさせる
⑩ 精神論の指導が多く、塾長を神格化している
実際に起きた洗脳・やばい就活塾の被害に遭った事例
ここまで、「やばい就活塾」に共通する特徴を見てきました。
続いて、実際に就活塾関連のニュースや、被害に遭ってしまった事例を紹介します。
調査の結果、リーマンショック以降の2011年から就活塾に関するニュースや、相談事例が増えていることが判明しました。

リーマンショック以降の就活難で、就活塾を利用する人が増えたことも背景にあります。
2020年3月に、東京都から「就活塾への勧誘を行っていた事業者に3ヶ月の業務停止命令」が出ていました。

東京都の発表では、就活塾事業者の名前は伏せられていますが、調査の結果「一生懸命塾」であることが判明しました。
業務停止命令の背景
・就活塾への高圧的な勧誘手法が問題
・2013年にも一度行政処分を受けている
・2020年の業務停止命令は2度目
・2015年〜2019年で124件の相談が寄せられていた
Wikipedia より引用
高圧的かつ執拗な勧誘を受けてしまった就活生が多く、124件の相談事例が確認されています。
124件は、氷山の一角であり、実際の被害者はもっと多いことが推測できます。
独立行政法人国民センターに、就活塾に関連する相談件数も確認できました。
2015年〜2022年度まで毎年120件以上の相談事例があり、年々増えている傾向でした。

特定の就活塾に関する相談以外にも、就活塾に関する相談が毎年報告されています。
相談者が1人いれば、その背景には約10人以上の被害者がいると推測できます。
相談事例
・無料カウンセリングで高額な就活セミナーを勧められた
・アドバイスと称して高額な契約を迫られた
・学生ローンを無理矢理組まされた
・解約料として契約金額の20%を請求された
など
やばい就活塾に関連する、「詐欺」「悪質な営業」「強引な勧誘」は、残念ながら毎年一定数の人が被害に遭われていました。
中には、100万円以上の高額料金を支払ってしまった人もいました。

約半数が、50万円以上の契約購入金額でした。
50万円以上という大金を大学生に無理矢理契約させる悪質な手法を用いる就活塾も多く、「学生ローンを組む」という話は基本的に怪しいと言えます。
優良な就活塾は、学生ローンを推奨しておらず、親御さんに払って頂く形が多いからです。
やばい就活塾と優良塾を見極める5つの方法

ここまで「やばい就活塾に共通する10個の特徴」や「実際に起きた事例・ニュース」などを見てきました。
とは言え、就活生がやばい就活塾を客観的に判断する方法は?
と、感じていることでしょう。
そこで、当サイトが約40社以上の就活塾を調査して判明した、「やばい就活塾の見極め方」を紹介します。

就活生が客観的に判断できる見極めポイントを紹介しますね
・公式サイトで講師の経歴や内定実績を確認する
・卒業生の口コミや体験談を読み込む
・無料相談時に指導カリキュラムを確認する
・総額料金と追加料金の有無を書面で確認する
・内定保証や返金条件を書面で確認する
それぞれを詳しく解説します。
① 公式サイトで講師の経歴や内定実績を確認する
悪質でやばい就活塾は、公式サイトでの情報掲載を控え目にしがちです。
余計な情報は、できる限り公開しないようにしています。
反対に優良塾は、胸を張って内定実績や卒業生の体験談を公開しています。

気になっている就活塾は、講師の経歴を少ししか掲載してないのですが…
今すぐできる確認項目もあります。
今すぐ確認できる項目
① 講師の詳細経歴をSNSで確認する
→公式サイト記載の内容とズレがないかを確認する
② 内定実績の根拠を確認する
→卒業年度と人数を記載しているかを確認する
③ 特定商取引法に基づく表記を確認する
→運営会社の正式名称や所在地、代表者氏名を確認する
例えば、内定実績については、「内定率95%以上」という謳い文句だけでは不十分です。
「2025年度〇〇企業からの内定者数◯名」という具体的に記載している就活塾であればOKです。
② 卒業生の口コミや体験談を読み込む
続いて、卒業生の口コミ・体験談を徹底的にチェックし、就活塾の実態と満足度を把握します。
悪質でやばい就活塾は、「サクラ口コミ」や「不自然なほどの高評価」を巧みに使います。

サクラ口コミを見破る方法ってありますか?
完全にサクラ口コミを見破るのは難しいですが、あまりにも内容の薄い口コミや体験談、Google 口コミであれば「口コミ1件のユーザー」などは、サクラの可能性もあります。
公式サイトに記載されている体験談だけではなく、SNSや比較記事、生成AIなどを使って調べる必要があります。
おすすめの調べ方
・Xでの口コミ検索
・「塾名+口コミ」で検索
・「塾名+後悔」で検索
・「塾名+最悪」で検索
・noteで体験談記事を探す
・就活塾の比較記事を読み込む
・Google mapの口コミを確認する
など

少しでも不審な口コミや、怪しい体験談がある場合は、注意して見極めましょう
③ 無料相談時に指導カリキュラムを確認する
「やばい就活塾」と半信半疑な状態であっても、就活塾の場所が近かったり、特定業界専門の就活塾の場合、無料相談会で直接確認する必要があります。
特に、指導カリキュラムの内容を聞かなければいけません。
悪質な就活塾ほど、中身の無いカリキュラムを準備しています。

あなたの悩みを解決できる就活塾なのか?を徹底的に確認しましょう
可能であれば、無料相談の時に、就活塾の資料、指導カリキュラムのサンプル資料をもらっておきましょう。
指導カリキュラムの確認ポイント
・いつ、何を、何回やるかの確認
・ES添削や面接対策の回数を確認
・講師の専門分野、実績を確認
・精神論や根性論が中心ではないかを確認
悪質でやばい就活塾ほど、抽象的な指導カリキュラムしかなかったり、具体的な指導回数、面接対策の回数が決まってなかったりします。
優良の就活塾は、ES添削と面接対策が無制限で、指導カリキュラムも具体的なエクセルシートなどが共有されています。
④ 総額料金と追加料金の有無を書面で確認する
質な就活塾は、料金体系を曖昧にし、契約後に高額な追加費用を請求する可能性があります。
そのため、契約前に「最終的にいくらかかるのか」を徹底的に明確にすることが、金銭的トラブルを防ぐために重要です。

料金を支払う前に、契約内容・追加料金の有無を必ず確認しましょう
よくある失敗例も紹介します。
料金に関するよくある失敗例
・総額料金を確認せずに契約してしまう
・提示金額が相場とかけ離れて高い
・契約内容の説明が口頭だけで書面がない
特に、「追加費用を含めた総額金額」を契約前に確認していなかったことが、トラブルの原因になることが多いです。
・教材費用
・特別講座の費用
・コミュニティ参加費用
など、悪質な就活塾ほど、適当な項目を並べて追加料金を請求してきます。
⑤ 内定保証や返金条件を書面で確認する
悪質な就活塾は、「内定保証」「全額返金」といった甘い言葉で集客しますが、その裏には、受講生が絶対にクリアできないような厳格な適用条件が隠されていることがほとんどです。
契約前に、「内定保証」と「解約&返金条件」に関する規定をチェックしましょう。

中途解約時の返金金額の計算方法や、入会金の返済有無などの細かい部分も確認しなければいけません
内定保証の内容や、中途解約での返金条件は、優良塾でも細かく設定されていることがあります。
なので、その場での即断即決はせずに、必ず一度書類を持ち帰って自宅で確認するのがおすすめです。
悪質な就活塾ほど持ち帰りを拒否されることが多く、優良塾は拒否されることはありません。
以上ここまで、やばい就活塾を見極める5つの方法を解説しました。
・公式サイトで講師の経歴や内定実績を確認する
・卒業生の口コミや体験談を読み込む
・無料相談時に指導カリキュラムを確認する
・総額料金と追加料金の有無を書面で確認する
・内定保証や返金条件を書面で確認する
結局、就活塾は行くべきなのか?6つのチェックリスト
ここからは、結局のところ就活塾は行くべきなのか?という判断基準を解説します。
結論、状況は人それぞれなので、一概に「就活塾は行った方が良い」とは断定できません。
そこで、具体的な判断基準を6つの項目で紹介します。
「費用対効果を合理的に測る基準」と「感情的な心理的基準」の2分類で判断します。

論理と感情の2つに分解する感じですね
それぞれどんな項目がありますか?
費用対効果を合理的に測る基準
① ESや面接の通過率が3割以下
② 志望企業が大手や外資の難関企業
③ 留学, 研究, 部活で就活が短期決戦
感情的な心理的基準
④ 就活への不安が強い
⑤ 就活で孤独感を感じている
⑥ 両親から就活塾の入塾を強く希望されている
上記6つの項目のうち、3つ以上当てはまっている人には、就活塾がおすすめです。

他にも、
・低学歴から倍率の激しい大手企業や外資系企業を志望している
・就活に強い不安を抱えていて大学のキャリアセンターでは物足りない
などの人が当てはまります
ただし、あくまでも判断基準です。
就活塾に入塾した人の多くが、就活への強い不安や、失敗できない恐怖、情報の不透明さを理由にされていました。
就活に行き詰まって最後の最後に頼りになるのが「就活塾」という存在に近いと思います。
多少の金額を払ってでも、「就活への安心感」と「社会人のスタートダッシュ」に投資することは、私は良いことだと思っています。
「就活塾に行くべき?」や「意味がないと言われる理由」に関して、就活塾が一般的にはあまり知られていない必要性・メリットも含めて、下記の記事で解説しています。
やばい就活塾に騙されやすい人の特徴
続いて、悪質で詐欺的手法を用いる就活塾に騙されやすい人の特徴を見ていきましょう。
やばい就活塾は、学生の「就活への不安」という弱みに付け込み、ありとあらゆる方法で入塾を迫ってきます。
「あなたの精神状態」次第で、自分は大丈夫と思っていても騙されてしまった人がいます。

就活でお先真っ暗な状態になった友人が、就活塾に勢いで入塾してしまい後悔していました…
・就活への過度な不安で冷静な判断ができない人
・その場ではっきりとNoと言えない人
・就活塾の事前リサーチをせず即決してしまう人
それぞれを詳しく解説します。
① 就活への過度な不安で冷静な判断ができない人
悪質でやばい就活塾は、「精神的に弱っている学生」をターゲットにします。
・ES落ちが続いている就活生
・最終面接に落ちまくっている人
・4年の6月で内定がゼロの人
冷静な判断力を失った就活生の不安や焦りに、付け込むことで利益を上げています。

やばい就活塾は、「このままでは内定がゼロになってしまう…」という極度の不安状態の人を狙い打ちにします
やばい就活塾を避けるには、「冷静な判断力」が必要です。
就活塾の相場感や、就活エージェントとの違い、なぜ有料の仕組みなのか、といった内容です。
上記のような「情報」があれば、冷静な判断ができるはずです。
当サイトでは、可能な限り分かりやすく「就活塾」について解説しているので、ホームから気になる記事を探すこともできます。
② その場ではっきりとNoと言えない人
やばい就活塾は、合同説明会の最寄り駅から就活生をマークしています。
最初は、簡単なアンケートから始まり、無料相談会、個別相談会、無料セミナーと、何回も就活生との接点を作り勧誘します。
長時間にわたし執拗に引き留め、契約を迫るのが悪質な就活塾の常套手段です。
断るのが苦手な人の特徴
・無料、今だけといった言葉に弱い
・はっきりと態度で断れない
・押しに弱い
・根が良い人
一生懸命説明する就活塾の担当者をみて、「無視したら可哀想だな」や「断ったら悲しまれそう」と感じてしまう人ほど気をつけましょう。
悪徳業者は、優柔不断な就活生を狙い撃ちにしています。
③ 就活塾の事前リサーチをせず即決してしまう人
「就活のプロに任せれば間違いない」と勘違いし、自分で情報収集や比較検討を怠る人も騙されやすい傾向にあります。
特に、以下の行動を取る人は要注意です。
・無料面談だけで即決する
・当日割引に飛びつく
・就活塾の仕組みや料金相場を知らない
悪質な塾は、学生に「考える時間」や「相談する機会」を与えれば、断られることを知っています。
そのため、即決を迫る就活塾は、危険だと認定すべきです。
どんなに切羽詰まっていても、高額なサービスを契約する際は、必ず一度持ち帰り、両親や第三者の客観的な意見を聞いてから判断しなければいけません。
以上ここまで、悪質でやばい就活塾に騙されやすい人の特徴を3つ解説しました。
・就活への過度な不安で冷静な判断ができない人
・その場ではっきりとNoと言えない人
・就活塾の事前リサーチをせず即決してしまう人
【緊急時】やばい就活塾に入ってしまった時の安全な辞め方
続いて、やばい就活塾に入ってしまった時の対処法を解説します。
入塾して「この就活塾はやばい」と感じたら、冷静に途中解約と返金を進める必要があります。
焦って就活塾と揉めても、さらに問題を増やすだけです。
・契約から8日以内ならクーリングオフ
・返金できなくてもやばい就活塾なら逃げる
・親や外部の相談窓口に連絡する
それぞれを詳しく解説します。
① 契約から8日以内ならクーリングオフ
就活塾は、クーリングオフができます。
契約日から8日以内であれば、法律に基づいて無条件で解約し、全額返金を受けることができます。
クーリング・オフ制度は、日本国内での違法な契約から消費者を守るために存在しています。
クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
国民生活センターより引用
就活塾のクーリングオフ期間は、「8日間」です。
なので、契約日から8日以内にやばい就活塾に入ってしまったと感じた場合は、すぐにクーリングオフの手続きを進めましょう。
担当者に解約と返金希望の旨を伝えるか、もよりの消費者生活センターに相談するかの2択です。
就活塾からクーリングオフを妨害される可能性もありますので、安全策は消費者センターに助けを求める方法です。
② 返金できなくてもやばい就活塾なら逃げる
契約から8日間のクーリング・オフ期間を過ぎてしまった場合、高額な費用を支払っていても、やばい塾から「逃げる」ことが最優先です。
就活生の「時間」は貴重です。
無意味な就活塾に時間を費やすことは無駄です。
悪質な業者とトラブル対応や返金交渉にかける時間と精神力も、就職活動の足枷せになることが多いです。
無駄に悪質な就活塾と争うよりも、「良い社会勉強代だった」と思う方が、よっぽどマシです。

何十万円をドブに捨てる感覚ですが、、、
時間はお金より有限って言いますもんね
逃げるのをおすすめする理由
・時間はお金より有限
・悪質な就活塾との精神的負担を回避できる
・追加料金の請求やリスクを遮断できる
無意味な就活塾に時間を使うくらいであれば、もっと有意義な時間の使い方があります。
悪質な就活塾は、一度料金を受け取った後でも、追加料金の請求や、友人・知人の勧誘を強要するなどの行為も考えられるので、接点を無くすことが大切です。
③ 親や外部の相談窓口に連絡する
やばい就活塾だと感じたら、すぐに親や外部の相談窓口に連絡しなければいけません。
1人で抱え込んではいけません。
悪質な就活塾は、法的知識や交渉術、心理戦を巧みに使い、就活生を丸め込もうとしてきます。

入塾後に「やばい」と感じたら、すぐに第三者に相談しましょう
相談相手と具体的なアクション例
・すぐに両親に伝える
・国民生活センターに親と一緒に相談する
・弁護士や専門家にも連絡する
など
外部の相談窓口に連絡する場合、何かしらの「証拠」があれば、スムーズに話が進みます。
悪質な就活塾とのやり取りのLINEやメール、電話録音、請求書、契約書などを持っていきましょう。
以上ここまで、やばい就活塾の安全な辞め方を解説しました。
・契約から8日以内ならクーリングオフ
・返金できなくてもやばい就活塾なら逃げる
・親や外部の相談窓口に連絡する
まとめ: やばい就活塾を見極め優良塾で就活を成功させよう
さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで、「やばい就活塾」に共通する10個の特徴や、悪質な就活塾と優良塾を見極める5つのポイントを解説しました。
大半はまともな就活塾ですが、中には、洗脳・詐欺、マルチ商法、自己啓発中心の宗教じみた就活塾が存在していたことも事実です。
それでは最後に、本ページの内容をまとめて終了とします。
・悪質な就活塾は特定商取引法に基づき業務停止命令を受けた実例有り
・国民生活センターへの相談件数は1年間で200件近い
・やばい就活塾を見極めるには公式サイト以外の口コミ, 比較サイトで体験談や総額料金を徹底調査する
・就活への強い不安や事前リサーチをしない人はやばい就活塾に引っ掛かりやすい
・悪質な就活塾に入ってしまったら解約&返金や逃げることを優先する